2016年12月19日月曜日

仕事でBMWを使うこと

この2年、業者さんやお客さんから「コレ(320iのこと)で現場廻りですか?」とか「コレで営業ですか?」とか結構言われてきた。
みんな「客商売でコレは・・・」とか「仕事にコレは勿体無い」とか言ってくれます。古い考え方です。でも「コレ」の前はアウディA4だしね^^;;

BMWが好きだからだし、仕事だからこそ・・・「コレ」なんだけどね。

解ってない。でも輸入車に乗ってる方、こういう方はやはり解っている。

志や感性が違うことを。

毎日140キロを安全・迅速・快適に現場から現場までを高速や一般道で移動する為の道具
だからコレ。国産車の○○がいくら衝突安全性が最高とか言われても興味が持てない。

何千万もするご自宅を設計や施工管理するのだから、感性やセンスを表現できるコレ。
個人的な考えだが、家の価格は幾らでもいいけど自分の家を設計してもらうのに社名の入ったリースの軽自動車で家に来られたら・・・自分ならガッカリするし、夢のあるワクワクする住みやすい素晴らしい希望の家を設計出来る感性があるとは考えにくい。

更に誤解を恐れずに書くと、お客さんちに行くときにアウディに乗る設計者とミラに乗る設計者は自ずと異なる印象を与える。いくら実力があっても人は第一印象で最初のふるいにかけるし自由設計の住宅の場合、設計者の個性、その人の醸すイメージ、感性・センスは極めて大切だから。

何千万もの、時には億の、ましてや車と違って完成品では無いモノを買って、建てて頂くのだから絶大な信頼と実力が設計者に無ければ注文はできない。
お客さんが信頼し依頼するその設計者の感性、着る服、乗る車、醸すイメージは、清潔さや折り目正しいこと、身なりがちゃんとしている、というのと同じ基本的な次元の話だと思っている。

つまりそれが肩ひじ張らずに、自然体に普段、普通に着ているか、乗っているか、ポジティブに生きているか、だと思う。30年やってきて確信がある。

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