退職

現在所属している会社の社長に退職の申し出を2/28にした。
E91が届く前日。
しかし乍ら現在進行中の現場が複数あり、社内的な人員問題もあり検討と相成った。

勿論法律上は意思表示してからひと月後には退職できるのであるが・・・
会社側も都合がある。
私にも都合があった。

話の落としどころは退職はするが現在進行中の現場、今後発生する現場も施工管理すること。
その対価を会社が私に支払うこと。
対価金額・条件等については4/2交渉、と昨日漸くこぎつけた。

丸6年務めたので私の仕事人生の中では2番目に長い会社となる。
ちなみに最長は14年、最短は2年半。
あ、だれもそんなこと気にせんて。

今の会社、自由な（緩いともいう）会社ではあるが「注文住宅建築」というものに向き合う志が私の求めるレベルに埋め難い相違があり、許容できなくなった。
エンドユーザーを向いたレベルの高い仕事（作業ではない）を深く確かに全社員をもって行う、という当たり前と思うことが・・・
お前はどんだけ高いところからモノ言うんか？と他社員から思われそうだが、事実他が低すぎて高さも理解もできないようである。

以前、モノの見方の違いは素養・それまでの仕事環境・理想の高さとその為の実行力が左右する、となんかの本で読んだことがある。
更に類は友を呼ぶという言葉通り、レベルの近い者同士が集団を作り、物事を完結する（よくある話である）。
その集団よりもレベルの高い集団がそれを見た時に失笑が漏れるような話も世によくある話。

結果、レベルの高い者同士が自然と集まり他と比較してレベルの高い仕事を完遂する。
それが素晴らしいならば称賛され、顧客の心の満足度は高いものとなろう。
それは私の心の満足度でもある。

私の仕事人生の理想と満足して鬼籍に入るために安定だとか平穏だとかはクソくらえである。
ま、52歳で冒険するのは理解不能とのたまった地方公務員には死んでもわからんし、解って欲しいとも露にも思わん。



にほんブログ村