皐月の爽やかな風の中、と言いたかったがその日は小雨が降り続くお昼時。
鯉料理は人生初だった。
洗いと鯉こくが代表的だが臭みはないのか?旨いのか?どうなんだ?
で、結論から申しますと美味かったのですよ。
佐賀県小城市。小城羊羹でも有名だが鯉料理でも有名で。
高速から山あいに上り川沿いに鯉料理屋さんが軒を連ねる通りがある。
その一番登りきったところにあるのが滝見屋。
近くに滝があるからだろうが(10分くらい遊歩道を歩かないと見えないので見えはしないが)名水100選の滝の眺めもまま良しで(雨の中歩いて行ってみたww)建物がなんせ味わい深い。
昭和の薫り満載旅館のような、てかそのものであった。食事する部屋は全て個室で障子や襖で仕切りされている。
床の間も縁側もあったりして私的には好ましい(懐かしい 爆)
先ずは洗いが出されてきて・・・冷やすためかクラッシュドアイスが全体に散りばめられている。その下に洗い、その下になぜかキャベツの千切り。
キャベツの千切りを洗いで巻いて酢味噌で頂くと・・・
美味い!!
淡泊だが臭みも無くコリコリした舌ざわり。
酢味噌で頂く。豆板醤、醤油、柑橘もあるが酢味噌が一番美味かった。
もちろんノンアルコールビア。午前中仕事して思い立って午後は休みにしたが本物ビールが飲みたかった^^;;
今度は鯉こく。これも味噌と甘い玉ねぎと鯉のアラが美味かった。鯉の骨は意外に?固くて喉に刺さると痛い目に合う。丁寧に骨を出しながら食する必要あり。
今の季節は白子がたっぷり、これも美味いのであった。
ご飯に汁と白子を載せて食す。
滋味深い味わいが何とも言えません。実に美味。
しかしこれは大人の食べ物だろうな、と思った次第。
お店のおばちゃんのぶっきらぼうな対応も有名のようだが今回はそうでもなかった。
畳の和室でこういうのを食べるのはなかなか無いから新鮮な感じで良かった。
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