札幌に移動、ホテルにチエックイン後、市内散策に出動
見たかったのは旧北海道道庁、時計台。
展示室天井のデコラティブなモールディング。天井が高いので柄も大きくカッコいいです。
外部胴差部分のレンガを用いたデンティルモールディングと御影石、引き締めてます。
段板のブラケット(装飾板)見てのとおり手彫りです。明治後期の職人の技が今、見れます。段板は当然無垢材ですから反ってきています。
階段、当然広めで踊り場で両脇に分かれる豪奢なタイプ。カッコよすぎ・・・
外部のタイル、フランス貼りです。アメリカ貼でもイギリス貼でもないのはなんでだろう・・・
窓の廻りのタイル納め。2段で凹ませて奥行き感を増すタイプ、上部のアーチ装飾と下部の窓台もカッコよいバランス。
1階展示室の窓廻りの装飾が太くてカッコいい。まどもここまで大きいとこうあるべきという見本。
玄関脇窓の窓台、この時代、ブラケットの削りももちろん手作業のはず。今では発泡ウレタンでこういうの幾らでもあるが御影石だもんね。
この時代(1888年建築)のバロック様式、いやぁ古い建物は味わいがすごいです。
洋館めぐりが好きで横浜にいた時も横浜市内や鎌倉市内、都内の洋館は随分行きました。
古い建物でも陳腐にならないのは本物の材料と造り方とデザインだろうなぁ
床はギシギシ言うがそれはそれ。
100年以上昔だしよく保存して維持してるのは素晴らしいです。
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